日本沈没に原作はある?

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小栗旬さん主演のドラマ「日本沈没ー希望のひとー」には原作があるんでしょうか?

調べてみた所、「日本沈没ー希望のひとー」の原作は小松左京さんの小説「日本沈没」であることがわかりました。

小松左京さんの日本沈没が刊行されたのはなんと1973年。

48年も前の小説なんですね。

日本沈没は今回が初めての映像化ではありません。

今までに何度も何度も映像化されてきた不朽の名作なんです。

1973年に丹波哲郎さんや藤岡弘さん出演の映画が制作されたのを始めとして、1974年にテレビドラマ化、2006年にも草彅剛さんと柴咲コウさんで再び映画化、2020年にはNetflixでアニメ化もされています。

アニメは主人公が中学生になっていたりとかなり設定を変えた作品です。

他にもマンガにもなっており、48年間ずっと愛され続けてきた小説だということがわかりますね。

 

日本沈没ー希望のひとーは原作どおりの作品なんでしょうか?

じつは今回のドラマは原作からかなりアレンジが加えられた作品のようです。

2023年が舞台なのも原作から変えているところなんですが、主人公の天海啓示からしてドラマのオリジナルキャラクター。

原作では深海調査艇の操縦士・小野寺俊夫が主人公となっています。

原作と同じ登場人物は香川照之さんが演じている日本地球物理学者の田所雄介ぐらいでしょうか。

田所は常に周囲の人間を振り回す曲者キャラで、原作でも人気のある人物。

日本沈没を最初に示唆する重要人物とは言え、原作から一人だけ残るなんてよほど印象的な人なんでしょう。

それを曲者を演じたら右に出るものはいないであろう香川照之さんが演じるなんて、期待しかないですね。

 

原作小説はSF小説なんですが、日本が沈没する原因となる理屈やアイデアは修士論文にも相当するとまで言われるほどすごくリアル。

上下巻ある長い小説ですが、ドラマの放送が待ちきれない今、原作小説を読んでみるのもいいかもしれませんね。